今更ですがあけましておめでとうございます。健太郎です。
今回はこの間購入したPCを改造したことを記事にしようと思います。とはいってもメモリを増やしただけなんですが。
改造したPCはCX480というMSIの昨年の夏モデルです。スタンダードなノートパソコンは15.6インチなんですが、この機種は14インチです。今回は小さい機種を選びたかったのでこの機種にしました(とはいってもまだ大きいのですが…)。USB3.0や光学ドライブがついております。
高1の終わりから毎年買い換えてるんですが、今回で終わりにしたいですね…。
そんな話はさておき今回はメモリの換装を記事にしていこうと思います。
メモリを増やすことによるメリットは?
一番大きいところは多くのソフトを動かせるところにあります。メモリはよく机の上に例えられます。
またメモリを一時フォルダ(インストールする時に使われるフォルダ)として使うこともできます(ソフト要)。
実際に換装してみる
最初に書いておきますが、この行為によってメーカー保証がなくなる可能性があります。自信のない方はやめておくことをお勧めします。
1つ目にどのパソコンでもそうですが、下調べが重要です。
このパソコンなんですが最初から入っているメモリの容量はこのようになっています。
上記の画面はスタートボタン→「コントロールパネル」→「システム」(パソコンによって異なります。)で見ることができます。
これによりCX480には2GB入っている事が分かります(赤線の部分)。
「64 ビット オペレーティング システム」にも赤線が入っておりますが、これはとても重要です。もしここが「32ビット オペレーティング システム」になっている場合は4GB以上メモリをパソコンに取り付けても、パソコンはフルに使ってくれないので注意してください。「32ビット オペレーティング システム」となっているパソコンに4GB以上つける際はパソコンの保存ドライブとして使うことをお勧めします(ソフト要)。
ちなみにXPの場合は殆どの場合で32ビット オペレーティング システムであるので、4GB以上はまず無理だと思ってください。
次にこのパソコンのメモリの規格について調べます。
メモリの規格はマニュアルや「(PCの型番) メモリ」で検索すればいいでしょう。
僕はPC内に入っていたユーザーズマニュアルからヒントを得ました。
1枚目の画像から「DDR3 1333MHz」「DDR3 SO-DIMM」にあったメモリを探せば良いことが分かります。特に「DDR3」「SO-DIMM」は重要で、このパソコンでは「DDR3」「SO-DIMM」という条件にあったメモリを入手する必要があります。「SO-DIMM」はノートパソコン向けであることを示しています。
また「2スロット」あるということで2つの差し込み口があると分かります。ただ1つはMSIのCX480のページより2GBが既に入っていて使えないことが分かります。
2枚目と3枚目の画像からはパソコン上のメモリの取り付け場所のおおよその位置が分かります。
4枚目にはこのパソコンでは勝手にメモリ交換などをすると、保証が切れることが書いてあります。ほとんどのパソコンはそのようなことになると思うので注意してください。
次にメモリの規格が分かったので、メモリを入手します。大阪だと日本橋、愛知だと大須、東京だと秋葉原で買えると思いますが、自分は通販で4GBのメモリを入手しました。
赤線の部分には「DDR3 SO DIMM」と書かれており、恐らく問題なく使えるであろうことが分かります。「恐らく」と書いたのはパソコンとの相性問題により、メモリが使えない可能性があるからです。不安な場合は相性保証に入っておくことをお勧めします。
上記のユーザーズマニュアルよりメモリの位置が大体把握できていますので、バッテリーとACアダプタを外してからパソコンを裏にして見ていきましょう。
ユーザーズマニュアルより、赤い四角のところにメモリがあると考えられます。その部分にアクセスするために黄色で書かれた文字の部分のネジを外します(2番目のところはシールの下に隠れています。シールは外すと修理ができなくなるシールです。)。
ネジを外したら、蓋を外します。爪を折らないように注意してください。爪を折らずに開けるのは難しいです(不可能でした)。
蓋を外すと以下のようになるはずです。
赤の部分がメモリがある部分です。この部分にメモリをセットすれば完了です。
既に黄色いシールが貼ってあるスロットにはメモリが差してありますので、上の緑のシールが貼られているスロットに差します。
メモリをしっかりと押し込むと上の写真のように、触らなくても斜めになりますのでこのままパチンと鳴るまで押し込みます。
このようになれば大丈夫です。
後は逆の手順で組み上げていきます。
そしてパソコンをつけると…。
赤線の部分が「2.00GB」から「6.00GB」に変わっています。
また最初に書かなかったWindowsエクスペリエンスインデックスの値ですが
メモリの値はもちろんのこと、グラフィックスの値も上がっています。
最後に
メモリ換装はパソコンの環境、パソコンに使われている規格を調べて、メモリの配置を調べれば簡単に出来ます。
自分はこのようにメンテナンス性の高いパソコンを入手したこともあり、簡単に出来ました。
外資系のパソコンだとあまりサポートが期待できないところが多いので、自分でパソコンの内部をいじれるといいかもしれません(勉強になりますし)。サポートが期待できない代わりか、いじりやすいものが多いです。
ですがサポートが期待できないのでパソコン初心者の方はあまり外資系のパソコンはおすすめできないです。
選び方は分解等を行なっているサイトを見る、底面を見る、ユーザーズマニュアルを見ることです。そうすればメンテナンス性の高いパソコンに出会う確率は高くなりそうです。
CX480とCX480で使えるであろう4GBメモリへのAmazonへのリンクを貼っておきます。
おまけ
分かった人には分かったかもしれませんが、実はあの蓋を取ってしまうとCPUや無線LANにアクセス可能です。
実は黄色い部分がCPU、ピンク色の部分が無線LANとなっているのでこの2つは簡単に交換可能なんですね。
今回はCPUを見てみたいと思います。
番号のあるネジを外していき、銅色のものを外すと…。
CPUを見ることが可能です。規格さえ合えば交換は可能です。
青の四角で囲まれた部分をマイナスドライバーで右に回すと外せるようになります。
CX480は海外ではCore i5-2410Mを載せて販売していることがあるようなので、このあたりのCPUなら換装できそうですね(このCX480はCore i3-2310M搭載)。
ただ換装する際は規格、排熱問題、BIOSでの認識に注意する必要がありますので注意してください。
このパソコンは上記だけで3つ(CPU、メモリ、無線LAN)が換装可能ということが分かりますが、他にも換装できるところはあります。それは次回(ないかも)を楽しみにしていてください。
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